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大人の昼寝
 昼ごはんを食べた後、眠たいな‥と思うことはありませんんか?満腹後はだ誰しも睡魔に襲われやすいです。昼寝をすることで頭だけでなく心も休まりリラックスでき、仕事や勉強に取り込むことができます。高血圧や糖尿病の予防にもなりますし、ストレスを和らげることが、認知症の予防にもなると言われています。ただし、30分未満と短い昼寝が良いようですよ。1時間以上の昼寝は 逆に認知症の発症率が高くなるそうです。
 昼間の明るい時間に寝れない方は、数分でも目をつむって体を休めましょう。目から情報が入らない時間を作るだけでも、脳からリラックス効果のあるα波が出ます。
 眠気が取れても疲労回復にはならないため、夜はゆっくり休むようにしましょう。
お天気と体調
 今年は台風が多いようです。この時期に「頭が痛いな‥」「眩暈がする・・」という方がいらっしゃいますね。天気で体調が悪い!というのは決して気のせいではありません。後頚部痛、耳鳴り、喘息、関節痛、うつ状態、古傷の痛みなど、これらは自律神経のバランスが崩れることが原因のようです。
自律神経には緊張によりドキドキする交感神経、気持ちをリラックスさせる副交感神経があります。台風は移動する速度が速く、交感神経を活発にし,過度に血管が収縮することで周囲神経を興奮させるため、痛みを強くします。飛行機、高層エレベーターも同様です。 
 天気による体調不良を軽減させるるには①規則正しい時間に起きる②栄養のバランスを考えた食事を3回摂る③有酸素運動をして汗をかく④腹式呼吸を意識する⑤体を温めるたべもの、根野菜、しょうが、唐辛子、そして酸っぱいものを食べるなどです。
 日ごろから自律神経のバランスを整えるようにしましょう。
暑熱順化
【暑熱順化】という言葉を聞いたことがありますか?これは 身体を徐々に暑さにならすことです。今年のように梅雨入りが遅く、気温も上がり下がりがあり、身体が気候に順応しにくい時期は、急に暑くなったりすると熱中症にかかりやすくなります。屋外では水分補給が必要と多くの人は理解できていますが、屋内ではつい気を抜いてしまい水分補給ができていない方が多いようです。昨年は住居で熱中症になるかたが40.3%と一番多く、熱中症で救急搬送された高齢者は48.3%にもなります。一人暮らしのお年寄りは、水分も取らない、冷房もしない、誰も異常に気付かないことが多く、周囲がは注意をしなければいけません。
汗をかくことは体温調節です。汗をかく環境も大切です。軽いウオーキング、シャワーでなく、湯船につかることも必要です。入浴後はミネラルと水分の補給をすることで暑熱順化を進めることができます。一騎飲みするのじゃなく、チョコチョコ飲みましょうね。水分補給としてのビールはだめですよ。利尿作用が強く脱水になります。
さあ、もうすぐ夏本番。頑張ってこの夏を乗り越えましょう!
花粉症対策
病院の玄関先に桜の花を飾りました。もう三月ですね。朝晩は少し寒いけど日中は暖かくなってきました。
心弾む”春”ですが、私のように花粉症を持っている方には憂鬱な”春”です。今年は例年の1.5倍もの花粉が飛んでいるようです。内服薬や点眼薬に頼るだけでなく、自分でも花粉に負けない対策を練りましょう。ヨーグルトや納豆、味噌など発酵食品は腸内細菌を整える働きがあります。腸内細菌を整えることは免疫力がつき、アレルギー症状の緩和につながるのだそうです。チョコレートに含まれるポリフェノールもアレルギー症状をおさえます。トマトやレンコンにも多いようですね。それとリラックスできるハーブなども良いようです。ミントのような鼻がスースーするような飴やガムは鼻づまりに効果があります。肉など動物性たんぱくはアレルギーを起こしやすいそうですよ。
少しでも食事面を工夫してアレルギーに負けない体づくりをしましょう。
季節の変わり目は体調を崩しやすといわれています。くれぐれもご自愛ください。
希望にあふれる新し年を迎えました。
希望にあふれる新しい年を迎えました。
寒さも本番になり、朝起きて布団からでるのがつらいですね。私はこのところ、朝ベッドの上で腹筋体操をしております。昼間座ることが多く、せめて朝ぐらい体操ができたなら・・と思い始めたものです。「サルコペニア」という言葉を聞いたことはありますか?サルコペニアは全身の筋肉量の減少と筋力低下のことです。原因としては加齢があります。一日中ベッドの中ですごせば筋肉量は一日約0.5%減少、筋力は一日0.3~4.2%減少するといわれています。不用意な安静や経口摂取、輸液だけで経過を見ることより、早期離床、早期経口摂取が大切なことがわかりますね。活動低下、栄養不良、慢性炎症も筋肉量を減少させます。リハビリをしても低栄養やサルコペニアだったら機能や活動の回復が悪いようです。また運動なしに栄養ばかり取れば筋肉でなく、脂肪で体重増加してしまいます。若い方の過度のダイエットや偏食でもサルコペニアになることが充分ありえます。・・・ということで私は朝ベッド上の運動を始めた次第です。患者様に指導するだけでなく自ら手本になるようにしなければいけませんね。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。皆様方にとって穏やかな一年になりますように。
“足のむくみ”
寒くなってきました。急に冷えを感じる秋や冬に足のむくみを感じる方は少なくありません。寒さで血管が収縮し、循環が悪くなり、水分の排出がうまくできず水分が局所に滞るからです。足の筋肉は動くことによって溜まりやすい血液を逆さの方向へ押し上げます。座りっぱなしや立ちっぱなしのような同じ姿勢は循環を悪くします。腎臓病、肝臓病、心臓病など足がむくむ病気もあります。塩分の取りすぎや水分の取りすぎなどに気をつけましょう。適度の運動は大切です。又夏のようにシャワー浴ではなく、湯船に入ってからだを温めましょう。下から上への足のマッサージをしましょう。防已黄耆湯や五苓散などの利尿作用のある漢方薬もお薦めです。
夏バテからの回復
9月になってもこの暑さ・・今年の夏は厳しいですね・。でもそろそろ夏バテから体を回復させていかなければいけません。朝夕はすこーし凌ぎよくなったでしょうか。外へ出てみてください。冷房下ばかりでいた方は少しづつ体を外気温にならしていきましょう。乱れていた自律神経のバランスを整えていきましょう。睡眠はしっかりとってください。疲れている上に睡眠不足は体調を崩しやすくなります。バランスよく栄養を取ってください。ビタミンやたんぱく質も必要です。シャワーばかりで済ませていた方はぬるめの湯船に浸かってみてください。老廃物排出し、疲労回復、筋肉の緊張が緩和して心身のリラックスにもなります。