お知らせlogin

ゆっくり冬支度・・寒暖差疲労を溜めない工夫をしましょう
今年は11月になっても偏西風は日本の北を流れやすく、高温傾向だそうです。冬の訪れは例年より遅れるようですね。朝夕は気温が下がり、でも昼間はまだ暑い日があり、室内と室外の温度差は極端です。寒暖差は、体温調節が難しく自律神経が乱れ、疲労、倦怠感、頭痛などを感じやすくなります。寒暖差による疲労を溜めないようにするには
① 戸外へ出て太陽の光をあびましょう。脱ぎ着しやすい服装で出かけしましょう。
② 今までのように冷たい飲み物を飲むのではなく、おなかに負担のかからない温かい飲み物を飲みましょう。
③ 適度な運動をすることは体温の調節機能を整えます。スクワットや腹筋運動で筋肉量を増やしましょう。
④ 根野菜など体を暖めるものを食べましょう。
⑤ シャワー浴ではなく、浴槽につかることは血行が良くなり筋肉がほぐれます。浴槽の温度は38℃~40℃が理想です。10分から15分つかりましょう。
⑥ 日常生活でストレスを溜めないようにしましょう。
⑦ 規則正しい生活が大切です。睡眠もしっかりとってください。
高温傾向の秋から急に気温が下がる冬を迎えると、寒さが一層体に堪えそうです。
体の冬支度もゆっくり進めていきましょう。
長期利用・リフィル処方箋について・当院からのお知らせ
当院では 患者様の状態に応じ、①28日以上の長期処方箋を行う事②リフイル処方箋を発行する‥‥‥①②のいずれも対応可能です。


リフイル処方箋とは・・・
症状が安定している患者様に対して、医師の処方により医師及び看護士の適切な連携下で一定期間内に、最大3回まで反復できる処方箋の事

かかりつけ医による慢性疾患(認知症)の診療について(地域包括診療加算・認知症地域包括診療加算について)
当院では「かかりつけ医」として、次のような診療を行っております。
①生活習慣病や認知症等に対する治療や管理を行っております。
②他の医療機関で処方されるお薬を含め、服薬状況等を踏まえたお薬の管理を行っております。
③予防接種や健康診断の結果に関するご相談に応じます。必要に応じ専門の医療機関をご紹介します。
④介護保険の利用に関するご相談に応じます。
⑤必要に応じ、訪問診療や往診に対応しております。
⑥在宅医療(計画的な訪問診療や往診)を提供している患者様からの電話などによる問い合わせには、24時間対応しております。

患者様・ご家族へのお願い
➀緊急時など、都合により他の医療機関を受診した場合には、次に当院を受診した際にお知らせください。(他の医療機関で受けた投薬などもお知らせください)
②当院では 医師、看護師による健康相談も実施しております。お気軽にお声掛けください。なお、敷地内禁煙ですのでご理解ください。
お知らせ
猛暑が続いております。
コロナ感染も流行っています。
どうぞ皆さま お気を付けください。
今年のお盆ですが 13日AM 14日AM 15日休み 
16日より通常通りです。(土曜日なのでAM)

尚、病院の診療時間ですが AM9時~12時半 PM2時~18時半です。ただし受診受け付けはAM12時まで 又PM18時までとさせていただいております。
ご了承ください。
梅雨の時期の熱中症
暑いですね。梅雨の時期の熱中症は気温だけでなく湿度にも気を付けなければなりません。湿度70%以上は熱中症になる危険があります。
熱中症には軽症のものから重症のものまであります。
めまい、筋肉痛、こむら返り、口の渇きなどの症状があるなら熱中症を疑いましょう。
対処の基本は①身体の冷却②水分、塩分補給です。まずは涼しいところに移り、衣類を緩め、首の周りや,脇の下などを冷やしましょう。水分、塩分、経口補液を補給しましょう。数十分で回復することが多いようです。
症状が進んだら頭痛や、吐き気、倦怠感などの症状もあり、自分で水分摂取ができないようになってきます。病院に行って点滴が必要です。
呼びかけに応答がおかしい方、高熱が出たり、痙攣したりするような方がいれば、ためらうことなく、救急車を呼びましょう。
暑さの感じ方は人によって違うし、普段の暑さへの慣れも人によってさまざまです。
特に高齢者や子供さんは暑さや水分摂取の感覚機能が下がっています。体温調節がうまくできません。
外出時は帽子や日傘、又通気性の良い衣類を着ましょう。
室内でも、外出時でも、喉の渇きを感じなくてもこまめに水分、塩分を補給することが大切です。扇風機やサーキュレーターを使い空気の流れを作る、ベランダに打ち水をする、観葉植物を窓際におくなど、ちょっとした工夫で部屋の暑さを緩和することができます。
梅雨が明けたら、いよいよ夏本番がやってきます。
どうかお体に気をつけて、元気でこの夏を乗り切りましょう。
【安全なダイエット~若い世代、中高年世代~】                     
BMIをご存じでしょうか、ボディ・マス・インデックスと呼ばれ肥満の度合いを表す指標です。BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で計算します。
《18.5未満 : やせすぎ  ・  18.5~25未満 :正常  ・   25以上  :  肥満》
まずは自分にダイエットが必要かどうかを考えましょう。若い方、特に女性の方、無理なダイエットはやめましょう。食事を抜くことや炭酸でおなかを満たすような方法は、筋力が衰え、体脂肪ばかり増えて逆に隠れ肥満になります。栄養不足になり、貧血や生活習慣病や病気のリスクも高くなり、妊娠にも影響します。肌の色も悪く、カサカサになり吹き出物も出やすくなり、美容にもよくないことを知ってほしいと思います。
又、中高年のBMIが高い方のダイエットのための食事制限も、健康に悪い影響があることを知っていてください。筋肉量が減り基礎代謝量、エネルギー代謝量の減少につながりますし、ストレスに弱くなり、病気を引っ張ってくることがあります。
食事量ではなく、間食の取り方や調理方法を考え直しましょう。栄養バランスの取れた食事をしましょう。特にたんぱく質をとりましょう。筋肉だけではなく、血液や骨を作ります。肉、魚、卵、大豆製品、乳製品を毎日の食事に取り入れましょう。お酒は控えましょう。過度な糖質制限や脂質制限はよくありません。BMIが正常でも、腹囲、血圧、血糖値が高い方も食事を見直しましょう。
筋肉量を維持するために適度な運動をすることが大事です。筋トレ、有酸素運動、バランス訓練などを組み合わせましょう。
野菜がとれていないから、それを野菜ジュース類に置き換えることは、必要以上の糖質をとることになります。
短期間で体重を落とすことは、長続きせず、リバウンドします。中高年世代の方は、健康を維持しながらゆっくりとダイエットをすることが大切です。




春の三寒四温 ~「気象病」に気をつけて
 どんよりと曇った日、また雨の日は頭が重かったり、季節の変わり目には決まって体調を崩したりしませんか。最近「気象病」という病気が注目されています。これは気候や天気のせいで体が不調になるというもので、頭痛、めまい、疲労,関節痛、うつ状態、嘔気などいろいろな症状があります。
その原因は、気圧・気温・湿度など気象の変化で自律神経が乱れることと言われています。内耳の機能低下も関係しているようです。
気象病は男性より女性の方が多く、若い方は頭痛、高齢の方はめまいが多いようです。また乗り物酔いをしやすい方は気象病になりやすいといわれています。
予防には自律神経を整えることが大切です。ストレスはどこにでもあります。誰にでもあります。①まずは規則正しい生活をしましょう。朝起きたらカーテンを開け日光を浴びましょう。②十分な睡眠をとりましょう。寝る前に刺激的なテレビやスマホを見る事はやめましょう。安眠が取れないようです。③勝敗のかかったスポーツよりウオーキングやサイクリングなどマイペースでできる有酸素運動をしましょう。自律神経が鍛えられます。
漢方薬にも効果があるものがあります。東洋医学には体の中の水の流れが悪くなると頭痛、めまい、むくみなどが起こるという考え方があります。漢方薬を飲むことで、体の水の巡りが良くなり、気象病の症状を軽くすることができます。
 春は三寒四温で低気圧と高気圧が交互にやってきます。暖かくなると副交感神経が活発になりますが気温の急変により自律神経も乱れがちになります。気象情報をチェックして、体調に合わせた服装、生活を心掛けましょう。