|
『メノポハンド』
『メノポハンド』という言葉をきいたことありますか。 これは、更年期に起こる手の不具合のことを言います。「メノポーズ(更年期)」+「ハンド(手)」を組み合わせた造語です。主な症状として ①朝のこわばり(起床時に指が動かしにくい)②手指の痛み(とくに親指の付け根の痛み・指の関節の変形)③しびれや腫れ④細かい動作がしにくくなる(ボタンを留める、ペンやスマホを持つ時などの違和感)⑤握力の低下などがあります。原因は、女性ホルモン(エストロゲン)の減少と言われています。エストロゲンには関節や腱、筋肉の炎症を抑える働きがあるため、更年期にホルモンバランスが崩れることで、手や指の関節に影響を及ぼすと考えられています。 次のような疾患と密接に関係しています。a)ばね指(腱鞘炎)b)手根管症候群c)へバーデン結節d)ブシャール結節e)母指CM関節 メノポハンドの症状を和らげるためには、 ①手を冷やさないようにし、マッサージすること。指や手首をゆっくり曲げ伸ばしすることや握れるような大きさのボールを握り握力をつけるなど。②大豆製品、カルシウム、ビタミンDなどを摂ること。 大豆食品は、大豆イソフラボンが、女性ホルモン(エストロゲン)とよく似た構造を持っており、その働きもエストロゲンと似ていることが知られています。又、漢方薬にも効果があるものがあります。 メノポハンドは関節リウマチなど他の手の病気と似た症状を持っているため、自己判断せず、症状が強い場合は医師の診察を受けてください。
|