梅雨の時期の熱中症
暑いですね。梅雨の時期の熱中症は気温だけでなく湿度にも気を付けなければなりません。湿度70%以上は熱中症になる危険があります。 熱中症には軽症のものから重症のものまであります。 めまい、筋肉痛、こむら返り、口の渇きなどの症状があるなら熱中症を疑いましょう。 対処の基本は①身体の冷却②水分、塩分補給です。まずは涼しいところに移り、衣類を緩め、首の周りや,脇の下などを冷やしましょう。水分、塩分、経口補液を補給しましょう。数十分で回復することが多いようです。 症状が進んだら頭痛や、吐き気、倦怠感などの症状もあり、自分で水分摂取ができないようになってきます。病院に行って点滴が必要です。 呼びかけに応答がおかしい方、高熱が出たり、痙攣したりするような方がいれば、ためらうことなく、救急車を呼びましょう。 暑さの感じ方は人によって違うし、普段の暑さへの慣れも人によってさまざまです。 特に高齢者や子供さんは暑さや水分摂取の感覚機能が下がっています。体温調節がうまくできません。 外出時は帽子や日傘、又通気性の良い衣類を着ましょう。 室内でも、外出時でも、喉の渇きを感じなくてもこまめに水分、塩分を補給することが大切です。扇風機やサーキュレーターを使い空気の流れを作る、ベランダに打ち水をする、観葉植物を窓際におくなど、ちょっとした工夫で部屋の暑さを緩和することができます。 梅雨が明けたら、いよいよ夏本番がやってきます。 どうかお体に気をつけて、元気でこの夏を乗り切りましょう。
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