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ワクチン接種後の注意点
徳島もワクチン接種が進んでいきました。今回は、ワクチンを受けた後の注意点を書きます。
ワクチン接種を受けた方は、15分以上接種した病院でお待ちください。体調に異常を感じたら、職員の方に伝えてくださいね。
入浴は問題ありませんが、接種部をこすらないでください。当日は運動やアルコール飲酒は控えてください。
ワクチン接種の十分な効果がでるのは 2回接種後2週間くらいと言われています。ただ、2回接種している方でも、感染した方の報告がありますね。
「ブレークスルー感染」と呼ばれるものです。デルタ株が広がることで増えてきましたが、ブレークスルー感染は比較的軽症と言われています。ワクチン接種により重症化を防ぐ効果は高いようです。
ワクチン接種が進むこと、周囲の方が皆接種をすることで、社会の中での流行を食い止めることに繋がります。ワクチン接種をしても今まで通り感染対策をすることが、感染を広げないことに繋がりますので、接種が終わっても感染対策を続けていきましょう。
コロナワクチン副反応について
 高齢者のコロナワクチンの接種が一段落し、職域接種、64歳以下のワクチン接種が本格化してきます。すでにワクチン接種を終えた方から、接種後の副反応の話を聞き、不安になっている方も多いと思われます。
 ワクチン接種後の副反応として多いのは、①注射した部分の痛み②疲労・筋肉痛・頭痛・発熱③嘔吐などです。
①は50%以上の方にあるようです。②は10~50%の方に見られます。③は1~10%の方に出てきているようです。
インフルエンザのように意識障害、幻視,幻覚などはあまり報告がありません。
 患者様から、「発熱や頭痛に解熱鎮痛剤などを飲んでいいですか」という質問がよくあります。
厚生労働省では「ワクチンによる発熱は接種後1~2日以内に起こることが多く、必要な場合は解熱鎮痛剤を服用するなどして、様子を見ていただくことになります」との回答をしています。解熱鎮痛剤には、アスピリン、ロキソプロフェンやイブプロフェンなどの非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)ではなく、抗炎症作用の少ないアセトアミノフェン(カロナールなど)を服用した方が良いという考えがあります。アセトアミノフエンは、妊娠中・授乳中も使うことができます。予防的に解熱鎮痛剤を先に飲むことは推奨されていません。ご自分で判断せず、かかりつけ医に相談してください。
 当院では、できるだけ皆様の希望に添うようワクチン接種を進めていきたいと考えています。
一般の方のワクチン接種の方向性が決まり次第、このお知らせで報告いたします。よろしくお願いいたします。
WITH マスク時代! 肌をマスクから守りましょう
マスクによる肌のトラブルをよく耳にします。マスクによる肌荒れの一番の要因はマスクと肌の摩擦だそうです。
口を動かししゃべることでマスクと肌の間に摩擦が起き、肌のバリア機能が壊れます。そのため肌荒れやかぶれが起こるのです。
又マスクの中は温度そして湿度が高くなります。口の中の雑菌がマスクの中で繁殖するのだそうです。かゆみ、そしてニキビもできやすい環境を作ってしまっています。
肌が弱くマスクでかゆみや吹き出物が増えたという方はマスクの中にガーゼを入れましょう。不敷布マスクは肌との間の摩擦のために繊維が毛羽だってきます。同じマスク(不敷布マスク)を長い間付けていると、この毛羽だった繊維が肌を傷つけます。
ようやく不敷布マスクも手に入りやすくなりました。可能であれば毎日新しいものに交換しましょう。
汗をかいたらマスクをはずし、汗をふきましょう。雑菌がわきやすい環境が改善されます。これから気温が上がる季節になります。戸外で汗をかいたらマスクを取り換えることも必要です。
マスクで肌が乾燥する方は マスクをはずす時間も作りましょう。はずしている間に保湿をすることが大切です。
肌は優しく洗いましょう。ごしごしこすることは肌が敏感になっているこの時期、バリア機能を壊しさらなるトラブルの原因になります。
 WITH マスク時代はしばらく続きそうです。肌をマスクから守る対策を心掛けてください。
薬の副作用
 コロナワクチン接種のことで「副作用は?」とか「アレルギー反応はでないか?」など不安になっていませんか。
 そもそもアレルギーって何でしょう?
人は、自分の細胞と外から侵入してきた異物を区別し、異物を排除しようとする免疫機能を持っています。でもこの免疫機能が過度に反応すると 体に有害な症状を起こします。これをアレルギーといいます。薬もアレルギーとなります。皮膚の湿疹やかゆみからショック状態(突然の血圧低下)まで、アレルギーには様々なものがあります。アナフィラキシー(きわめて短時間にでるアレルギー反応)は、頻度は低いのですが生命に危険なものです。お年寄りや小さなお子様などが副作用が出やすいようです。不安になって自己判断で薬をやめたり、加減したりするのでなく、まずはかかりつけ医に相談しましょう。
 コロナワクチンは局所反応(腫脹、発赤、硬結、疼痛等)と全身反応(発熱、頭痛、倦怠感、筋肉痛)が有害事象として報告されています。ワクチンとの因果関係がわからないのが大半のようですが、接種によるリスクよりコロナにかかりにくい、また重症化しにくいという利点があると言われています。
私たち医療機関も正確な情報を知り、皆様方へお伝えする義務があります。
 コロナワクチンのことで不安に感じたらいつでも相談してください。
コロナに負けない体づくり
新しい年が始まりました。コロナ、コロナで気持ちも沈みがちですが、希望に満ちた一年にしたいものです。
withコロナの毎日に大切なものは何か・・それを一人一人が考え続けることは大事なことです。
免疫力や体力をつける事は必要です。コロナにかかっても軽症で済みます。十分な睡眠や栄養を取りましょう。家の中でもできる運動をしましょう。
人と会う機会が少なくなり、気持ちがふさぎ込みがちです。暗いニュースばかりだから、楽しい話題や明るいニュースを探しましょう。
電話やメールで友達と共有できればいいですね。

春になれば・・と考えていたけれどコロナ感染はどうも長期戦になりそうです。
コロナに負けない心と体を作りましょう。

一人一人ができる新型コロナウイルス感染症対策
いつの間にか12月・・残すところあとわずかになってしまいました。コロナコロナで、このお知らせも滞っていました。申し訳ありません。
コロナはしばらく続きそうですね。コロナに負けない日常を取り戻さなければなりません。
コロナ感染は➀飛沫感染②接触感染③エアゾル感染が考えられます。
飛沫感染は咳やくしゃみからかんせんするもの。Social distancing➡人と人の距離を2Mあけましょう。マスクをしましょう。
接触感染は乗り物の吊り輪やエスカレーターのふちを触ることでうつるというものです。手洗いやアルコール消毒をしましょう。
エアゾル感染というのはくしゃみや咳の中に「コロナの飛沫核」が空気中に残っているというものです。密閉された部屋ではウイルスがうようよしています。これは2Mの距離をあけるだけではだめです。窓を開けて空気を入れ替えましょう。換気が必要です。
冬場に入り、暖房下は乾燥しやすくなります。コロナウイルスは湿度がある方が蔓延しにくいようです。加湿器も良い方法です。
そして、皆さま十分な睡眠、栄養を摂って体力をつけてください。
来年は・・来年こそ良い年になりますように。
WITHコロナでも、コロナに負けないよう頑張りましょうね。
熱中症とコロナ感染・・似ているってホント?
 今年は阿波踊りのない寂しい夏ですね・・・・・。
遅い梅雨明けだったな‥と思いきや猛暑が続いています。熱中症に注意しなければなりません。今年はコロナ感染もあり例年以上に各々が健康管理に気を配る必要がありますね。
 熱中症とコロナ感染は似ている点があることはご存じですか。①発熱②意識が朦朧とすること③倦怠感④頭痛などです。
咳や味覚障害、嗅覚障害はコロナ感染に認められる症状です。痙攣や眩暈は熱中症に見られる症状でコロナ感染には特徴的ではないようです。
でもおかしいなあと思ったらかかりつけ医に相談しましょう。コロナは今のところ軽症が多いようですが、熱中症は点滴や水分摂取をしないことには命にかかわることもあります。
自己判断は危険です。
 そして何よりも熱中症にかからないようにしましょう。
1)周囲との距離があるなら、マスクをはずしましょう。涼しいところへの移動も必要です。
2)冷やしすぎないように上手に冷房をして、時々換気もしましょう。
3)こまめに水分を摂りましょう。
4)十分な睡眠、体力をつけましょう。
コロナにも負けないよう、熱中症にもかからないようこの夏を皆でしっかりと繋がり合いながら乗り切りましょう。

来年の夏こそは、ぞめきのリズムがきけますように・・・。